西三雲の備忘録

西三雲のその時の考え方の備忘録です。

初めて朗読劇を見に行った声オタクの話

こんにちわこんばんわ 西三雲です

タイトルにもある通り、初めて声優さんの朗読劇に行ってきました

自分がなにか遠征するときは基本ライブなので、朗読劇にはなかなか行ったことがなかったのですが

推しの、八巻アンナさんが、初めての朗読劇参加ということもあって

どうしても行きたくなり、行ってきました!

ここ最近は朗読劇。朗読劇とうるさかった俺のツイートでした。

出演キャスト発表時には推しはもちろん、SideMに出演されている男性陣や、

八巻さん所属のリマックスの先輩である、室元気さんなど

知っている方が多かったのも、行きたかった要因の一つです

 

株式会社TAG 朗読劇「Letter」 | Confetti [チケット情報満載] http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=50624

 

私が観劇したときのWキャストには笠間さんもいらっしゃって

Mマスに出てる人が多く見知っているので、すっと観劇に入ることができましたw

 

観劇した 朗読劇「Letter」のあらすじをHPより抜粋します

【あらすじ】
親との関係が悪く高校を卒業してなんの縁もない田舎の大学にきた藤田岳は
大学二年の登校初日に突然女性からボランティアサークルに勧誘された。
「あの、ボランティアに興味ありませんか?」
話しかけてきたのはさくらという女の子だった。
サークルに興味のない岳だったが、友人である弘樹の猛烈なプッシュに負け
養護学校にボランティア体験に渋々行くことに。
真剣に子供たちと向き合うさくらをいつの間にか目で追い、
ボランティアを通して次第にさくらに惹かれていく。
しかし、さくらと岳に待っていたのは・・・

「二人の手紙をお供えすると願いが叶うんだって!」

切なくも暖かい人達が織り成すラブストーリー

「君が僕を忘れても、その分僕が君を忘れない。」

 

主人公の、藤田岳を狩野翔さんがやられていたのですが

狩野さんは本来すごく明るくて、ギャグを交えてほかの演者さんとも和気あいあいという感じの方だと思っているのですが

主人公の岳は、冴えないというか目標がないただただ日々を過ごしている大学生 みたいな描かれ方をしていたので

そこですごくギャップを感じたのですが、そこは声優さん役者さん 演技がめちゃくちゃうまくて・・・・

目線の動かし方や喋り方が主人公の言動に合っていて

すごく感動してしまいました。。。

 

朗読劇にはアドリブがつきもの だというのはわかっていたのですが

初回に観劇したときは、どこがアドリブなのかわかっていなくて

観劇後に、買った台本を読み返して

ここアドリブだったん!?と驚いたりもしましたw

汐谷文康さんが演じていた、岳の同級生でホストのバイトをしているキャラが

お客さんからの電話に出るときに、お客さんの名前を公演ごとに変えていて

それに合わせて演技も少し変わっていたのが印象的でしたw

直前の人のアドリブで、明石家さんまさんのモノマネをぶっこんだ後に

そのシーンがあった時

「あ もしもし、IMALLちゃん?(さんまさんの娘さん)

 昨日よかったよ、またよろしくね え~?ほんまでっか~?」

(セリフを言いながら掃けていく)とか さらっとぶっこんできたりw

園児と遊ぶシーンがあったんですが、その園児に話しかけることも

公演ごとに違った時もあったそうです(ネタ出しは主に狩野さんや楽屋トークとのことw)

アドリブといえば、岳のバイト先の先輩役で出演していた室元気さん(Wキャストのうちの一人)のキャラも面白くて

台本にも、アドリブ と書かれるくらい自由にやっていましたw

室「俺がじゃんけんで勝ったらそのボランティアサークルに入れ!そして俺を合コンに誘え!」

狩「先輩が負けたら?」

室「・・・・なんでも願いをかなえてやろう」(この先はアドリブ枠)(狩野さんの台本を取り上げる室さんw)

朗読劇だからできるメタい表現も満載のキャラだったりと

こういう手法もあるんだなあwとお腹を抱えて笑いましたw

 

一番の推しの八巻アンナさんの役は、

ボランティアサークルに主人公を勧誘したさくらの友達で

主人公の友達である弘樹からはマドンナと呼ばれている佐々木真美 という役でした

登場時に、弘樹が「マ・・・マドンナ!」と叫ぶシーンがあるんですが

心の中で「それな!!!!!(八巻さん的な意味で)」となってましたw

声も女の子っぽく、咲耶さんより高めな声でした(火の丸相撲に出てた時の感じくらい?かな)

贔屓目にみても、朗読の演技もよかったし、表情の演技もよかったな~~!!

ただ、じぶんの観劇した回では八巻さんのアドリブはなかった(はず)なのですが

千秋楽ではなぜか、越前リョーマになったらしく・・・(?!)

カーテンコールで「越前リョーマ役の~・・・」と言ったりwアンちゃんな部分が出てたみたいで千秋楽いけばよかったな~~wwwと笑ってましたw

室さんとは事務所が一緒なので、カーテンコールで室さんがいじられてるときに

児玉さん「ほら!室くん!見てみな八巻さんの顔!」

八巻「(渋い顔をする八巻さん)」 みたいな事務所の先輩後輩絡みも見れて面白かったですw

笠間さんも意外と笑いながらアドリブぶっこんできたりして、おちゃめ~~!となるなどしましたw

 

 

ここからは朗読劇の内容についてのお話

本編をどこまで書いていいかわからないので、ざざっと一連の流れを書こうと思うのですが、マナー違反だったり著作権とかでダメでしたら

記事を書き直すのでご指摘ください

 

事前に、泣くからやばいぞと言われていたので

あらすじ以外の内容を極力見ないように過ごしてきました

初めて観劇するときは、最前だったので、演者の演技以外の情報が入ってこないというのもとてもよかったです

(男性のお客さんが少なく回りがほぼ女性で、俺座高高いから邪魔じゃないかな・・・とは思ってましたが、観劇中は見入ってしまってたので考える暇がなかったw)

 

さくらが岳をボランティアサークルに誘うところから物語が始まり、さくらから岳に対するあだ名が岳ちゃんになったりした

そのサークルが養護施設にお手伝いしにいく中で、岳がさくらのことを気になりはじめる。帰り道の神社で、「この二つのお地蔵さんの前に両想いの手紙を二人の分お供えすると願いが叶う」という話をさくらから聞かされる。

さくらが気になっていることを孝太に相談すると、孝太の計らいもありひょんなことからブライダルフェスタに招待され、そこでさくらに対する思いを確信するのだが、

そのあとに、岳が、岳の親の悪口を言ったことでさくらと喧嘩をしてしまう。

なかなか謝れずにいる岳に対して友達の孝太が諭す際に、孝太とも喧嘩をしてしまう。

孝太が岳を本気で怒った理由を後に知り、さくらに謝る決心をするが、

さくらは、サークルの手伝い中に、道路に飛びてた子供の身代わりにトラックにはねられ意識不明の重体に。

途方にくれる岳だったが、そこにサークルの先輩から岳にさくらからの手紙を渡される

それはブライダルフェスタでもらったレターセットで、お互いに思っていることを書き合わない?と言われ渡されていたものだった

手紙には、さくらの思いがつづられており、さくらも岳のことを好きであることがわかった。

その手紙を受け取った岳は、神社のことを思い出し、自分の手紙とともにありったけの声で神様に「さくらを助けてください!」と願う

数日後、さくらが意識を取り戻したという電話をうけ、駆け付けるのだが、

さくらは、岳のことだけを忘れてしまっていた。

神社の言い伝えは「両想いの手紙を備えると、願いが叶う。が、大事なものを一つ失う」だったのを思い出した岳は心が折れそうになるが

さくらのお兄さんに、まだやれることはあると元気づけられ

さくらにもう一度、自分の思いを込めた手紙を書くことにした。

思いを綴った手紙をさくらの前で読み、今までのさくらとの思い出を思い出す岳。

あの時に素直に言えなかった言葉を、 回想の中のさくらに返す岳

手紙を渡し去ろうとする岳に、さくらが

「教えていただけませんか・・・藤田さんの知っている私を」と投げかける

「藤田さんじゃなくて、岳でいいよ」

「岳さん・・・?」

「やっぱ呼びやすい方で・・・」

「じゃあ・・・岳ちゃん・・でどうですか?」

「・・・・はい。」

 

 

ここで朗読劇は終わる

記憶が戻った描写やその後は描かれていないが

もし記憶が戻っていなかったとしてもこの二人はその後幸せになってくれると

本当に思っている。

 

前述したとおり、狩野さんがあまり冴えない大学生の役を見事に演じていて

声優さんってすごいな~!!と思ったり

ところどころのギャグやアドリブが朗読劇を盛り立てていたり

シリアスな場面や、絶叫する場面も、

マイクなどを気にしない、舞台上での肉声だからできる演出で

本当に物語に引き込まれるんです、朗読劇ってすごい

汐谷さんの演技にも泣かされたし、それが八巻さんも絡むシーンだったのもあって

推しと推しが絡んでる上にエモいシーンじゃねえか!!!気が狂う!ってwww

台本を2-3周しても、この場面こうだったな~とか思い出す場面が多いので

たまに読み返しては、思い出に浸りたいなと思います

特に、最後のシーンで

今までのシーンを岳が回想するところで

回想の中のさくらに対して、その時は言えなかった言葉を返す岳が

本当に泣けてしまって、嗚咽を我慢してただ静かに涙を流していました

狩野さんの演技がうめえんだわ・・・再演してほしいな・・・好きだよあの座組・・・

座組の話だと、カーテンコール(終演後の演者の挨拶みたいな)では

いつもの陽気な狩野さんなので高低差が激しくて笑ってしまったw

演者さん同士も知り合いや共演作が多いからか仲良しなようで

朗読劇公式Twitterや演者の個人Twitterでも仲良しな写真やエピソードが流れてきて

この座組でよかったな~~~”!!!と拝み倒しましたw

 

推しが朗読劇が出ることになったら、とりあえず行ってみることをお勧めします

思ってもいない出会いがあります。本当です。